札幌敗れる

「＜北海道＞ファイターズ新球場　建設予定地は北広島に」…本拠地の札幌ドームを出て行こうとする北海道日本ハムファイターズと、それを引き留めたい札幌市の駆け引きが面白かった本拠地移転問題は、結局ファイターズが札幌を出ていくことで決着。隣の北広島市に広い土地を借りて理想のボールパーク建設にまい進することとなったそうだ。
札幌ドームにいては思うような球団経営ができないと改善を訴えるファイターズに対して札幌市の対応はそれはそれは冷たかったらしい。それでファイターズが「札幌を出ていく！」と言ったのに札幌市はそれをブラフだと冷たくあしらい、しかし移転が現実的になってくると慌てて代替案を出す泥縄式。
ファイターズが出ていくことで札幌市には税収減と巨大箱もの札幌ドームの経営問題が残されることとなった。まあ…ネット見る限りだと札幌市の自滅って感じで自業自得の模様。
このニュースの鉄ヲタ的な注目点は、新しいボールパークの最寄にJR北海道が新駅を設置すること。札幌ドームの最寄り駅は地下鉄福住駅だから、これはJR北海道にとっては増収のチャンス！（ということは札幌市営地下鉄は減収の危機か…）
幹線の千歳線に駅が設けられるので、札幌のみならず小樽や苫小牧など広範囲からの集客も見込めるのでは。ただ千歳線は特急やら空港連絡の快速やら貨物列車やら様々な列車が通るので、野球観戦客輸送は大丈夫かいな？阪神やら西武やら、野球観戦客輸送に命を懸けてる鉄道がある中でJR北海道がどれだけやってくれるのか…ちょっと心もとない(^_^;)
私の勝手な考えでは、新駅は2面4線、中2線は札幌方面への折り返し電車の発着ホームにして、試合終了後に札幌方面にガンガン列車を出す。でないとさばけないよね(^_^;)　ま、どうなるか今後に期待。