夕張支線がやっと廃止決まりました

「JR北海道、夕張支線廃止を決定＝維持困難13区間で初」…あれ？JR北海道・石勝線夕張支線の廃止は既定路線だと思っていたが、今やっと決まったってことか。
まあ仕方ないよな。石勝線が開業してその支線にならなかったら30年前に廃線になっていただろう。よく30年も持ったよ。
最後は廃線を察した夕張市の方が、線路の廃止を引き換えにして市内交通のリストラクチャリングにJR北海道を巻き込む形に持って行った感じ。やり手やのうと思った。無駄に廃止反対だけ念仏のように唱える日高本線沿線とは違って前向きだし能動的。
もちろん線路が無くなること自体は残念の極みではあるが、もう仕方がない。北海道はこれまでさんざん線路が廃止になってきた。それが一本増えるだけのこと。あとは代替バスがどれだけ夕張市民の役に立てるか。それがうまく行ったら線路跡の有効利用でも考えてくれたまい。
いや夕張には廃線以外にも炭鉱跡とか炭住の廃屋とか廃墟がヤマのようにある。廃墟マニアにはたまらん街夕張。いっそ開き直って廃墟見学ツアーでも開くといいかもしれん。
夕張支線が廃止になると、夕張市には新夕張駅がのこるばかりとなる。そこで新夕張駅を夕張と改名したらいいのでは。本来の夕張とは程遠いところに位置する新夕張駅ではあるが、もはや新とつける必要もないので堂々と夕張駅を名乗るといいと思うがどうか。