鉄の長話

最近になって、2ちゃんでこういうものがあることを知った⇒「切符のメモリー 特牛急行券毎日新聞)」…なんというマニアック。これを毎日新聞のWebサイトに掲載しても、この切符がどれほどマニアックなのか、理解できる人は鉄ヲタでもそうはいないだろう。
激しく興味を持ったので、切符を提供している食堂のご主人に会いに行った。というと大層だが、要するにこの食堂に飯を食いに行った。鉄ヲタ食堂、いったいどんなものだろうか。
店は大洗の市街地の南端、大きな交差点の近くにあった。土曜の昼下がりで人気はないが、店内に入っても同様で、中におっさんが一人所在無げに座っていた。このおっさんがご亭主(^_^;) 最初はドえらくぶっきら棒でどうしようかと思った。嫁が怒り出すのではないかとヒヤヒヤしたほど。だが、話しているうちに私もそれなりの切符収集家であると認定してもらったようで、徐々に話しやすくなった。
改めて店内を見渡すと鉄道関係の展示物が壁に一杯、だがそれを上回る勢いでガルパン関係の展示物が増殖中…(^_^;) 鉄道関係は古い切符や紙関係が多く、中には鉄道会社の株券のコピーなんてのもあった。大洗在住ということでやはり茨城県にまつわる切符を強力に収集しておるそうで、茨城をはじめとする東日本をテリトリーにしているとのこと。そうでもしないと、日本全国をターゲットにしたらとても追いきれないからだという。それは納得。
まあそんな感じで食事後もかれこれ一時間程度話し込んで、それから辞去。久しぶりに鉄の長話ができたからと感謝されお土産までもらって(^_^;)お見送りまでしていただいた。そうそう、お任せで作ってもらったお刺身定食はおいしかった。