福岡のローカルルール

「ここまでやるとは…」福岡は本当に大学より高校人脈が物を言うのか? 覆面OB座談会で検証」…私は高校生の時までしか福岡にいなかったので社会人の世界がどうなのか身をもって体験していないが、これはその通りだろう。地元の大学はだいたい地元出身者が占めているのだから、どこの高校から来たのかが興味の対象だと思うが違うか?福岡に限ったことではないだろう。
と思いながら、無料で読める部分を最後まで読んでみたら。座談会を行った店の店主(鹿児島県人)に鹿児島でも同じかと聞いたら店主が「はい。田舎ですから」と返され、初めて「福岡もローカルなのである。」とずっこけて文を締めているが…
ということはそれまで福岡がローカル(地方=田舎)だと認識していなかった、と読める。ここが福岡の一番悪いところ。九州なんて全域がローカルだと九州以外の誰もが思ってる。福岡以外の九州も自分とこが田舎だと自覚している。自覚のないのは福岡だけ。もっと言うと、福岡市だけが身の程を弁えてない。北九州・筑豊・久留米は、多分そんなことないと思う(もし思ってたら、思い違いも甚だしいと言っておこう)。
話を戻して高校のことだが、私もこの記事の中に出てくる某高校に通っていたが、在学中はよく他校の実力テストの結果と自校の結果を比較されて「どこどこと何点差だから頑張れ」とか言われたなあ。甚だしいときは「附設」の一学年下と比較されて、10点しか差がない、もっと頑張れとか言われた。一学年上の実力テストを受けてる附設がたいがいなのだが…
もっとも、比較の対象は福岡の3校と北九州の2校で、久留米と飯塚の高校はアウトオブ眼中だった。今はだいぶ状況が変わってきているのだろう。
校章がイスラエルな某高校の文化祭に乗り込んでいって、当時の校舎が古くて窓が小さくて室内が暗いのを気の毒に思って「こんな教室で勉強したら目が悪くなるわ」とか言ってコンプレックス丸出しにしてたのも今ではいい思い出。ちなみにその校舎はさすがに今は建て替わっている模様。むしろ私の高校の校舎がボロさに磨きがかかっているころだと思う。
というわけで福岡ではどこの大学を出たかよりもどこの高校に行ってたかの方が重要であることは間違いがない。