JR東のキハ40、山口に旅立つ

キハ40 1009が陸送される」…この記事に出てくるキハ40 1009とは、JR東日本烏山線で運用されていた車両で、今春引退したばかりである。他の廃車になる車両と一緒に郡山の車両基地に集められたが、なぜかこの1両だけトレーラーで運び出されたという不思議である。
この車両はこの後栃木や埼玉で目撃されたというが、別の個人ブログによると行き先はなんと山口県であるらしい。山口って鉄道会社2つしかないよ。いや、JR九州が下関に乗り入れているから全部で3つか。もう一つのJR西日本はキハ40を自前で持っている(しかもたくさん)なので敢えてJR東日本から購入する必要は無い。
ということは、もし鉄道会社が中古車を購入するということであれば購入者は錦川鉄道しかない。というわけでこういう記事が書かれた⇒「錦川鉄道が『レトロ調車両』購入?烏山線色キハ40-1009 陸送の話題」。まだ車両は山口に到着しておらずあくまで推測ということになっているが、これはもう確定的だろう。
レトロ調といってもキハ40じゃあんまりレトロな感じはしないが、それは私がジジイでありキハ40のことを新車のころから知っててレトロ車両だと思ってないからだろう。これを観光列車に改造するということだが…キハ40系改造の観光列車といえば、その筋のオーソリティがいらっしゃいますな。つまり、あのミトーカしか考えられない。
そのうち錦川鉄道もミトーカ化したキハ40が走るということでっしゃろな。攻め続けないとあっという間に滅亡一直線のローカル第三セクター鉄道としては、この姿勢は大事なのかなと思う。面白い車両が登場するといいですなあ。