合理的とわかっていても

全日空、国内線22便で「手荷物搭載せず」出発 羽田でベルトコンベヤーに不具合」…更新を怠っていたらずいぶん昔のニュースになってしまった。一週間前の8月12日早朝、羽田空港第二ターミナルのベルトコンベヤが故障して乗客の荷物を飛行機に積めなくなったと。しかし飛行機の出発時刻は迫ると。どうするのかと。
…結局荷物はおいて人間だけ運んだと。しかも、乗客にこのことを説明したのは飛行機が目的地に着陸してからだと。うーん、荷物を置き去りにされた客がフ●ック!!と言ってそうなのが目に浮かぶ。確かにひどい話だが、そもそも約款では荷物と人間を必ず同時に運ぶとは決まってないそうな。特に外国路線だと荷物がどっか行って遠回りして届いたり、後の便で来たりとかは結構あるそうな。めっちゃ困るけど、そういうもんだと思って覚悟決めとく必要があるんやな。
しかし国内路線で「そういうこともあるんでよろしくね」と言われてもやっぱり困る。せめて先に言ってくれれば新幹線に振り替えたりもできるのに。…しかし、出発前に言うと降りるという乗客を降ろしたり文句言う客をあしらったりいろいろと手間が増えて飛行機の出発が遅れるので、敢えて言わずに飛び立って、着陸後に「荷物ないです」と言うものらしい。飛行機の離陸が遅れると他の便にも影響が及ぶしね。
それに、荷物を預けてない乗客からすると「ずべこべ言わずにとにかく飛べ」と思うはずで、この状況においてもっとも迷惑をこうむる乗客が少なくなる合理的な措置というのが今回の措置、ということになるようだ。たしかにねー、なるほどねー、でも自分がそうされたらやっぱりむかつくね。
それにしても…よりによってお盆真っ只中の多客期にコンベヤが壊れるとか、どうなってるんだ。運ぶ荷物が一気に多くなってビックリして壊れたとか?そんなわけはないか。