帰省の計画は大幅変更

昨晩に熊本県であった地震は、最初の震度7地震よりもマグニチュードが大きかったそうだ。つまり、最初の震度7はあくまでも前座であり、真打は昨晩の震度6+だったとか…知らんわそんなの。なんてこったい。
この本震がダメ押しになって死者負傷者を激増させたのみならず、熊本城はさらに崩れ、阿蘇大橋なる橋も見事に落橋、というか土砂崩れで跡形もなくなってしまった。この阿蘇大橋は、熊本と大分を結ぶ国道57号と、そこから分岐して高森・高千穂・延岡方面に向かう国道325号の交差点にあった。その交差点が土砂崩れで道路も橋も流されてしまい、熊本方面から阿蘇・大分方面にも高森・高千穂方面にも行けなくなってしまった。
実は私は今日から帰省することになっているが、その目的が、嫁・妹・嫁と妹の友人、の合わせて4名で高千穂旅行するためであった。なんということだ!木曜の震度7の時点では熊本県内の数多くの道路が通行止めになったが、まだ望みは捨てずにいた。しかしよりによって阿蘇大橋落橋、ここに至ってかなり絶望的な展開。
それでもまだ希望はある。かなり遠回りだが福岡から大分道東九州道を通って延岡経由で高千穂入りする案である。これだと大部分が高速道路なので時間の計算ができる。延岡と高千穂の間の国道も高速道路みたいに整備されているので、まあなんとかなるかと…
思ったんだけど、今度の地震大分県内にもダメージ大。大分道が日田以東、東九州道も佐伯まで通行止めになっとるorz これは命運尽きたな。
委細は福岡にいる嫁・妹・嫁と妹の友人の3人に任せた。彼女らで話し合った結果、今回は旅行は中止ということでうまいモノでも食べに行こうということになった。そういう、ある意味すっきりした状態で私は羽田空港に行って飛行機に乗った。鉄ヲタであっても今や飛行機は「安いから選ぶ」時代(^_^;) JALのスーパー先得で僅か9000円程度で搭乗である。
福岡到着後すぐさま彼女らと合流し、妹行きつけ?の居酒屋に行った。もちろん魚が新鮮でうまいことは間違いない。しかしそれ以上に私の琴線に触れたのは、その店が南区大橋にあったことである。大橋は、私が通学した高校のある街。学校に行くため大橋の街を毎日自転車で激走していたナァ。などと感傷にひたったりした。
あと、西鉄電車にも久しぶりに乗った。特に新型の3000形に初めて乗った。おお、思ったよりいい電車ではないか。転換クロスシート車は学生のころには1300形や2000形によく乗っており、現行の(今は引退がすすむが)8000形にも乗ったけれども、やはり転換クロスシートはよかですな。