西武鉄道の新型特急に期待

「風景に溶け込む特急」登場 「建築界のノーベル賞」受賞者がデザイン 西武」…例のミトーカ以来、鉄道車両や鉄道建築物を鉄道業界の外にいるデザイナーに設計させるのが流行っている。そしてついに西武鉄道も新型特急電車のデザインを有名建築家に依頼することになった。
まあ、何と言いますか、西武ファンのまんぞー氏には申し訳ないが西武の電車のデザインはイモが多いので外部デザイナーの手を借りるのはいいかもしれん(^_^;) 私の基準では西武は101系も2000系もイモ。一方でガンダムみたいな角張った6000系が意外と好きで(^_^;)、笑った顔をしているスマイルトレイン30000系もナイスデザインだと思う。その一つ前の世代の20000系はダサいの極致だったので、西武の電車はみんなスマイルになってしまえばいいのにと思う。
今の特急車10000系はそこそこだけど他社に凄い特急がいっぱいある現状ではパッとしない感じ。…10000系をクリーム地に赤帯塗装とした「レッドアロークラシック」という車両があるが、私はそれが西鉄2000系に見えて仕方がなかった(^_^;) 「レッドアロークラシック」が模したのはかつての西武の看板車5000系レッドアロー(鉄仮面)だったが、同じように鉄仮面と呼ばれた西鉄2000系の方にむしろ似ている。
で、その10000系の後継車だが、「風景に溶け込む特急」がコンセプトとのことで若干嫌な予感がしないでもないが秩父の風景になじむ特急ということであればいいかも。西武新宿線の住宅がぎっしり建ってる風景に溶け込むだとちょっとダメかなという気がする。むしろそんな住宅街では思いっきり浮いてほしい。旅人を異次元世界に連れてってくれそうな違和感たっぷりのデザインの方がいい。5000系レッドアローもそんな感じだったと思う。
せっかく鉄道とは縁のないデザイナーを選んだのだから、鉄道の常識にとらわれない奇天烈な奴をお願いしたい。記事中のイラストが既にその片鱗を見せてくれているので大いに期待したい。私としては、南海50000系ラピートが登場した時のような奇天烈さでもOKです(^_^;)