世界から鉄道車両が来るのだろうか

電車の技術を活かせる新型気動車、新潟・秋田地区に投入へ JR東日本」…ついにきたか!!(ガタッ) 勢いよく立ち上がりたくなったニュース。JR東は管内に残る国鉄ディーゼルカー(つまりキハ40系)の一掃に、ついに本腰を入れるんやな。
以前ハイブリッド気動車かアキュームの導入時の会見で「もう気動車は作らない」と言ったらしいが、結局作るんじゃん。まあいきなり全部ハイブリッドなんて金のかかることするわけないと思っていたので想定内ではあるが。
今度新製するのは電気式ディーゼルカーになるそうだ。記事にもあるが日本では戦後すぐに電気式を試作していたがうまくいかずに液体式を実用化し今に至る。しかし世界の趨勢は電気式が主流であり、日本で確立した技術をもとに液体式ディーゼル車を海外に輸出しようとしたら意外に売れなかったりしたとか。
JR東は今回計画の63両を皮切りに150〜250両もの新型気動車を導入するつもりがあるらしい。しかも、調達先は公募とか!たしか昔どっかの機関から政府調達の対象として公募調達しろって圧力かかって仕方なく始めたイメージだったが、本格化させるんだろうか。電気式ディーゼルカーにするのも、世界からの応募を受け付けやすくするための仕様設定だろうし、結構やる気だ。
ここを見ると去年12月には既に八戸線気動車の公募調達を開始していて、今年2月末には応募が締め切られている。この実績をもとに公募を拡大するのだろうか?公募してみて良いことあったのだろうか?
鉄道車両の世界メジャーたるアルストムボンバルディアシーメンスなどの車両が輸入されてJRの線路上を走ったらかなり違和感あるけどそれはそれで面白いかもしれない。反対に韓国ロテム(台湾などで悪名高い)や中国南車(北車と合併して中国中車になるらしい)が落札したらどうするつもりだろう?今更外国製を輸入しても、やれ故障が多いだのやれ日本の実情に合わないだのと問題起こりまくリングで使いこなせないまま終了ってことになるんじゃないのかね?DD54とかの悲劇はもう忘れたのかね?
結局は日本国内のメーカーが落札して何だヨーってことになりそうな気はする。