だから止めたいんだってば

「「１８きっぷ」消えた？　ＪＲ、ちらし作製中止」…JRのロングセラーキップ「青春18きっぷ」の今年のちらしが製作されていないということでわざわざ騒いでいる。そんなに騒ぐことかね？
まあ、近頃18きっぷで旅行することが少なくなったのでそんなことが言えるわけだが(^_^;)、JRはかなり前から18きっぷを止めたいがなかなか止められずにいる、という説は鉄ヲタの間ではかなり定着していると思う。今更広告なんか打つ気になれないのではないか？
そもそも18きっぷは国鉄が末期になって減少する旅客を少しでも繋ぎとめようと思って繰り出した窮余の一策。青春18と言いつつ全年齢で利用可能という大盤振る舞いで乗客は確かに増えたが、当初の目的から言って、JRになってお客さんが鉄道に帰ってきたところで「役目を終えた」と販売を止めるべきキップだったかもしれない。それを止めなかったおかげで若き頃の私も散々使わせてもらったわけだが。ひと夏で2冊使ったり(^_^;)
だから私もいつ無くなっても仕方がないと思っている。しかし世の中には厚かましい人もいるようで、記事によると《専門家は、新幹線ばかりを宣伝するＪＲの姿勢に対し「もっと多様な選択肢を提示すべきだ」と話す。》だと。その専門家はどこの唐変木だ？そらJRは民間企業だから利益の大きい新幹線をプッシュしたいだろうよ。国鉄が分割民営化してから四半世紀経つというのにいまだに国鉄意識が抜けなくて頓珍漢なことを言う専門家（笑）がいなくならないのはどうしたことか。