上野東京ラインいよいよ開業へ

上野東京ライン、来年3月14日開業…常磐線は品川発着に」…来春開業する上野東京ラインの詳細キター!運行形態についてはだいたい2ちゃんねる等のネットの噂の通りになった。すなわち、東海道線と宇都宮・高崎線とは直通運転を行うが、それらとは編成の異なる常磐線(快速)は品川までの乗り入れ。
青い帯の常磐線中電は編成こそ東海道線等と同じ(4・5号車にG連結の10両または15両)だが、これも品川までの乗り入れ。常磐線中電は他とは形式の異なる交直流電車E531系なので、編成を増やさずして乗り入れ拡大はできない。今回に合わせて1編成増備したが、さすがに横浜方面まで足を延ばすことはなかった。
乗り入れ本数も、最初だから様子を見るのか思ったほど多くない。朝ラッシュ時に東海道線に乗り入れるのは宇都宮5本・高崎5本・常磐快速5本。青い常磐中電は日中のみでラッシュ時は乗り入れ無しという厳しい結果。まあ、こなれてきたら本数を増やすんだろうとは思うが。
ネットでは上野駅ボトルネックになって乗り入れ本数を増やすのは容易でないという話だった。常磐線東北線が平面交差のカタチになるためで、今後はこれが最大の問題である。
特急については、常磐線の特急だけがアナウンスされた。列車名を速達タイプの「ひたち」と停車駅の多い「ときわ」に変更したうえで一部が品川発着になるとのこと。ときわとは懐かしい名前。だが、これらも横浜方面には行かない。特急車E657系も増備するという話だったので今後の可能性はあるかもしれない。
運行形態が激変するということで便利になる反面、夕方に上野や東京で並べば必ず始発で座れたのがそうではなくなるということで、通勤客にはいいことばかりじゃなさそうな。特に長距離通勤する人ばかりの路線なだけに、内心チッて思ってる人もいるんじゃないかな。