鉄道貨物もひっそりと重要

台風18号による東海道本線寸断 JR貨物は物流の危機にどう対応したか」…この前の台風で土砂崩れがあって不通になっていた東海道本線の件。16日には開通していたそうだが、この件は一般ニュースだけではなく鉄道専門のニュースサイトにも一向に書かれなかったのでちょっと気になっていた。旅客の方は東海道新幹線新富士−静岡間で代行輸送をしていたらしいが、肝心の貨物列車はそんなわけにはいかんし。
迂回するなら北陸本線しかないはずだが(中央本線だと輸送量が足りないだろう)、北陸本線にも貨物は多数走っており割り込ませる余地はあるんだろうか?と。
で記事によると結果的にはトラック代行だったそうだ。やっぱりそうか…ただし荷物を全量トラックには移行できないから(それができたらJR貨物の存在価値が…)、やはり北陸本線中央本線に迂回した列車もあったそう。武蔵野線に日頃見かけないEF200電気機関車が走ったとかいう目撃談も、これが原因だろう。
復旧には線路の持ち主であるJR東海も頑張った、と書いてあるがJR東海もそら頑張るだろうて。客の少ない名松線が災害にあって何年も放置するJR東海と言えども、天下の大動脈である東海道本線は放っておかない。あと大口顧客であるヤマト運輸と佐川急便は予めこんな場合の備えがあったらしく迅速に対応したとのこと。さすが大手。