不思議な店

一昨日の通院時にR16が混んでいるので朝から迂回したという話は既に記述したが、帰りもR16の混んでる区間は行きと同じ道を通って迂回した。ちょうど昼時だったのでなんかおいしそうな飲食店は無いかと周囲を見ながら走っていたら、何もない畑の真ん中に怪しいカレー店の看板を発見。路地に入ってみたら、到底人が来そうな気配が無い場所にポツンと店があるので入店してみた。
それがこれ。四街道カレーというものがあることを初めて知ったわけだが、それを含めて店にはミリな雰囲気がいっぱい。店の建物は普通の一軒家だが店内は敢えてテント風になっていたり、ファンクラブ?の会員募集が「入隊希望者募集」と書いてあったり。
なんでも四街道は昔は軍都として栄えたとか。たしかにこの辺には習志野演習場とか鉄道連隊とか軍関係の施設がたくさんあったので理解できる。そしてこのカレー店のあたりは演習場の大砲の砲弾が着弾する地点だったそうで、着弾を観測するためのトーチカがあったとか。
この店のすぐそばにある遠近五差路の「遠近」という地名はトーチカが由来だ、と店内の説明書きに書いてあった。そうなの!?ついでに書くとこの遠近五差路は五方面に道路が延び、渋滞の名所らしい。R16の渋滞を避けて通った交差点が渋滞の名所とか…混んでる時間帯じゃなくて良かった。
カレーは五色に分かれてて味も辛さも異なる由。私は一番辛いのを食したが、激烈に辛いわけではなくちょうどいい感じでおいしかった。それにしても一番不思議なのはその立地で、周囲には畑ばかりでどう見ても人が寄ってきそうな場所じゃない。しかも通りから狭い路地を入らないと来れないし。なのに、店内には「4月から夜は予約制になりました」と書いてあった。そんなに客が来るの!?スゴイっす。
通り慣れたつもりの場所にもまだまだ驚きがいっぱいあるなと思わされたことであった。