悪質転売ヤーが成敗されて世の中が少しだけ綺麗になった

JR西車掌、寝台切符など不正購入・転売 懲戒解雇」…世にはびこる忌まわしき存在、転売ヤー。それを“中の人”がやっていた、という、けしからんと思いつつもヤッパリナーといった感じの残念ニュースである。
普通の転売ヤーと異なるところは、ブツ(寝台券)の入手時にJR社員であることを悪用して勝手にマルスを操作し、希望通りの券をゲットしていた。さらにブツが売れなかった場合、転売ヤーは払戻して手数料分の損をかぶるところだが、こいつはマルスを操作し取消処理をして払戻手数料をちょろまかしていた。
JR西日本はこの社員を懲戒免職にはしたが、ちょろまかした払戻手数料を弁償したので告訴はしないそうだ。ちょろまかし以前に、権限もないのに勝手にマルス操作して寝台券を発券してしまうことの方がよっぽど問題だろう。業務上ナントカ罪で犯罪者に出来ないのか?タイーホさせて実名を晒させろ。
こいつが勝手にマルスを扱うのをみすみす許した社員7人も友連れで懲戒処分となったが、まことにぬるい措置と言わざるを得ない。マルスにはアクセス権限の設定とか無いのだろうか?無いような気がするが…今のご時世、それくらいのセキュリティ強化はした方がいいと思う。
このイカレ社員が不当に入手したキップは129枚、うち22枚が売れて107枚を取消処理していた。…意外と売れないものだな。思ったより世の中にはまともな判断をする人が多いようでちょっと安心。転売で得た利益は十数万円だったそうだが、そのせいで懲戒免職なら収支は大幅赤字だな。ザマーミロだ。