今世紀最大の奇天烈列車登場!

まるで0系「鉄道ホビートレイン」完成 JR四国が公開」…以前ネタにした、JR四国が放つ衝撃の「予土線の新幹線」がついに完成したようですが…これは、想像以上に残念な出来栄え。完成予想のイラストでさえ「これじゃない」感が半端なかったが、実物ときたら…目が点になるというか、開いた口がふさがらないというか。
四角いボディに無理やりくっつけたイミテーションの0系ボンネットが、反対側にはつけられないというのも痛い。ボンネットのせいで連結器が隠れるが、故障時等で救援するときに他車と連結する可能性があるので片側は元のままにしたというが、これまた残念。ここまでぶっ飛ばすなら両エンドともボンネットにして「単車新幹線」としてますます笑いを取ってほしかった。
車内も0系新幹線の転換クロスシートをモチーフにした座席が1脚だけあったり、天賞堂のHOゲージの模型が飾られた棚があったり(写真を見ると四国に縁のある車両が飾ってあるようだ)となかなかぶっ飛んだ感じ。21世紀になってまだ十数年といったところだが、さっそく今世紀最大の奇天烈列車の誕生である。前世紀で有数の奇天烈さを誇ったJR西日本のしゃべる列車「フェスタ」は意外と人気だったが、こっちはどうだろうか。現物を見ると意外といかしてるかも?