もはや年中行事

特急でまた出火=配電盤から、けが人なし―JR北海道」…ああ、もうダメだ。JR北海道は終わっている。つい先日発火した車両はキハ183系(通称NN183系)で、発火したエンジンのDML30HZを搭載した車両は全車運用停止して原因究明中とのこと。だから今日発火したのは別の車両。数年前にトンネル内で編成丸ごと全焼したキハ283系がまたやった。
燃えているのは気動車だけではなく、先々月には特急電車789系が台車から発火。さっきテレビでチラッと見た限りではキハ201みたいなゲンコツ車両も焦げ臭かったとか言っていた(ちょっとググった限りではニュースソースが見つけられなかった)。
もう言い逃れはできない。これだけ続く車両火災は偶然ではなく、JR北海道の何かが根本的に誤っているからである。可及的速やかに問題を解決し、これ以上公共交通機関としての信頼性を損なうのを止めなければならない。
問題解決まで当該の系列は運用停止にするのが理想的だが、それだと運行できる特急車両が無くなってしまう。183系の札幌−函館、283系の札幌−釧路ともJRのシェアは高く、特急が止まると飛行機やバスでのフォローは難しいかもしれない。もっとも、乗客が列車に乗りたいか否かという問題が出てきてしまったので、飛行機とバスを増便する余地が出てきてしまったな。