行進して疲れた

今日は小雨の降る中、イベントに行ってきた。それはお台場で行われており、数千人が行列を作って練り歩くのである。すなわち、デモ行進である。
詳細はこちらの記事⇒「韓流偏重「なぜ抗議されなきゃ?」 フジ、文書受取り拒否の高姿勢」を見たほうが早いので、ここでは私と嫁が何してたかを中心に記したい。まずはTXで都心に出て、JRで新橋に出て、ゆりかもめに乗り換えるのだが…ゆりかもめが激混み。超満員で発車していくので、次の便に着席して行った。きっとお台場でアホほど降りるのだろうと思ったが、そうでもなかった。
船の科学館駅で下車し、集合地に行くと既にすごく長い行列が出来ている。その列を追って後ろに行き、ちょうど羊蹄丸の船首付近で行列に並ぶ。羊蹄丸は青函連絡船の一隻で、航路の廃止後は船の科学館で展示されてきたものだが、肝心の船の科学館が9月30日で公開展示を終了し、羊蹄丸の展示もそこでジ・エンドとなるらしい。展示終了後の羊蹄丸がどうなるのか心配だが、これは展示終了前に一度訪れる必要があるな。
などということを考えていると、列の先頭のほうではシュプレヒコールが始まったらしく、遠くから声が聞こえてくる。やがて列が少しずつ前進し、デモ行進が開始。シュプレヒコールをあげながら出発地を出て道路に出ると、行進のために行く手をさえぎられた自動車がクラクションを鳴らして対抗。騒然…というほど荒れてもないが、やや騒々しく前進を続ける。
自分はシュプレヒコールをあげるほど怒りに燃えてるわけでもないので淡々と行進していたが、やがて腰が痛くなってきた。やれやれ、ちょっと歩いたくらいでこの有様では先が思いやられるな。
しばらく歩くといよいよフジテレビ前に差し掛かった。フジテレビではお台場合衆国とやらをやっているので人がいっぱい出ているのだが、それらの人には今日のデモが一体どのように見えるのだろう。などということを考えつつ、なおも淡々と行進していくと、反対側の道に街宣車が出ていて、田母神敏雄氏が演説していた。今日のデモに連携したものなのか。
デモはフジテレビを通り過ぎたところで終了。終わった後、何をしたらいいのかわからずしばらく終点の公園にとどまってみたが、腹が減ったのでお台場で飯食って帰ることにして、その場を離れた。たこ焼きミュージアムというところに行ってたこ焼きを食した。とても熱かった。
今日のデモの人数だが、6千人から3万人と数え方によってかなり違いがあるようだが、まあ少なく見積もっても数千人というのは堅い。我々が参加したデモの後に、別の団体もデモを行ったようで、両方のデモののべ人数(きっとダブルヘッダーで参加した人も多かったに違いない)で万単位になるかも知れんなとは思う。
一日お台場で大騒ぎしたわけだが、これがフジテレビの今後にどのような影響を与えるのかについては、ようわからん。なにせ、抗議文の受け取りを拒否したそうだからな。これだけ騒いでも、かえるの面にしょんべん、かもしれんのう。