みずほ誕生

九州新幹線 「みずほ」正式決定…最速列車の名称」…続けて新幹線ネタ。こちらも決まるまで結構時間がかかったが、ようやく決まったか。
今回「さくら」より上位の列車名に「みずほ」が来ることについて少々異論があったりしたそうで、こんな記事(「九州新幹線 「みずほ」に異論 「格」にふさわしくないと」)もあるわけだが、先代の寝台特急「みずほ」は昭和36年に「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」の3本の九州特急を補完するために誕生し、平成6年に廃止されるまでずっとその役割に甘んじていた列車であった。「みずほ」の大分行きが独立して誕生した5番目の九州特急が日本を代表する山から「富士」と名づけられ、本家の「みずほ」が「富士」より目立たない、という事実もあった。
そんなわけで先の記事中に川島令三氏が「さくらより速い列車がみずほというのは違和感がある。多くの鉄道ファンも同じように感じているはず」という意見には私も残念ながら同意である。
とはいえ、九州5特急のうち「さくら」「みずほ」「はやぶさ」の再就職が決まったわけで、これはこれで喜ばしい。残る「あさかぜ」「富士」はまだかいな…。そうさのう、「あさかぜ」は新幹線初の寝台特急(そんなのが出来たなら)につけられると嬉しい。一方、「富士」は日本を代表する存在になるだけにそう簡単にはつけられない。富士山に関係ない地方を走る列車にも、決してつけられないし。